立野ダム事業費の大幅増に抗議

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 6月15日、県議会でコロナ対策を中心に、県政のあり方を問う一般質問をおこないました。
 質問の動画は県議会ホームページから見ることができます。また山本のぶひろのホームページで全文を掲載しますのでご覧ください。
 現在建設を強行中の立野ダム建設事業費が大幅に増額されることが、突如発表されました。6月18日には立野ダム建設に反対を表明しているメンバーでつくる「県議の会」、「熊本市議の会」、立野ダム建設に反対する住民らでつくられている流域住民の会、「立野ダムによらない自然と生活を守る会」などが合同で、国土交通省に対し、抗議と立野ダム建設中止を求める申し入れを行ないました。県議の会からは私と西聖一県議、市議の会からは上野美恵子、田上辰也市議が参加。また流域住民の会からは渡鹿在住の方も参加されました。
 立野ダム建設について、国や熊本県は「必要な事業だ」と言いますが、そもそもダムは想定外の大雨が降れば洪水調節という役割を発揮できなくなり、逆に危険な巨大構造物となります。近年の雨の降り方を考えると、ダムを前提とした治水策は危険であり見直しが必要です。
 それなのに今回、243億円もの大幅な事業費増額。しかもこのコロナ禍で経済も、事業者も、暮らしも大変な時です。いま対策を強化しないと、検査・医療・介護の基盤が崩壊しかねない状況でもあります。
 危険なダム建設事業に莫大な税金を追加投入するのではなく、喫緊の課題としてコロナ対策に予算を回すべきです。