新型コロナ対策の強化を求めて申し入れ

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 3月17日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、県民生活に深刻な影響が及んでいることから、いのち・平和ネット熊本の皆さんとともに、熊本県に対し、対策予算の拡充や県独自の支援策強化を求めて申し入れを行ないました。
 申し入れでは飲食業を営んでおられる自営業主の方から、「コロナの影響で宴会の予約キャンセルが1,500人にものぼり、危機的な状況です」と深刻な状況の訴えがありました。県は「国とともに対策強化に努めていきたい」との回答でしたが、少しでも展望が見いだせるような、窮状に寄りそった支援を行き渡らせることが喫緊の課題であると感じています。
 同時に、これまで国や県が進めてきた、外需頼み・呼び込み型、開発偏重型の経済産業・観光政策がいかに不安定で崩れやすいものであるかということも、痛切に検証しなければならない問題です。蒲島知事はこの期に及んでも、いまだ「大空港構想」「大型クルーズ船」などを「創造的復興」の起爆剤としてアピールしていますが、地産地消の地域循環型経済を土台に、県民生活を支える施策の推進こそ、熊本ならではの復興や繁栄への道が開けるのではないでしょうか。
 22日がいよいよ県知事選挙の投票日。新たな県政の誕生へ最後まで力を尽くしましょう。