涙ながらの訴え

 今日は衆院予定候補であり、党熊本地震対策本部長でもある松岡勝さんと一緒に街頭宣伝、そして熊本市東区の応急仮設住宅を訪問し、入居されておられる方々のご要望伺いに回りました。
 日中でもありご不在が多かったのですが、声をお掛けしたところでは大半の方が好意的に応対してくださいました。
 改めて実感したことは、仮設入居者は夜も眠れないほどの大きな不安にさいなまれながら、日々の暮らしを送っておられるということ。「もう若くもないから家を再建することもできない。けれどいつまでここに住み続けられるのか」「知事の『二年で追い出すなんてことはしない』との言葉を聞きましたが、『追い出す』って、まるで私たちは犬か猫みたいに思われているのでしょうか」等々、涙ながらにお話をされる姿に私たちも胸が痛みました。
 仮設入居者は、地震によってそれまでの住まい、家族の団らん、近所付き合いなどそれぞれの幸せが一瞬のうちに奪われた方々です。「家を失ったものでないとわからない」との言葉に、想像を絶する悲しみ、苦しみがあったのだろうことを感じました。このような方々に少しでも安心や希望を届けていくことができるのか、大きな課題が突きつけられています。