益城の仮設で孤独死
益城町の惣領仮設団地で男性が亡くなられました。孤独死と見られています。
甲斐康之前町議とともに役場を訪問し、お話をうかがった後、団地の自治会長さんからもお話を聞かせていただきました。
震災でせっかく助かった命。一人の孤独死もうむまいと声かけや見回りなど、日常的に皆さんが努力を続けてこられたわけですが、それでも今回のような事態が生じてしまった事に胸が痛みます。
地震によりもとの住まいを失なってしまった方々には、心身ともに大きな負担が被災者にのしかかっています。仮設住宅の住まい環境改善、入居しておられる方々へのきめ細かいサポートをどう充実させていくかということは非常に重要な課題だと感じます。県議会で「仮設をあまり住み心地をよくしてしまうと、自力で住まい再建する意欲が減退する」などと発言する議員がおられた際には思わず言葉を失いましたが、少しでも安心できる住環境を整備する事は、生活再建の土台をなすものであり、本来行政が第一義的に力を注ぐべき問題であります。