台風一過


 今日はNPO法人ドットジェイピーの皆さんが企画した「推し活イベント」に、共産党を代表して私たちの政策の一端を報告させていただきました。企画の準備・運営にご尽力いただいた皆様、大変ありがとうございました。
 未来の社会を担う若い方々が、こうしたイベントを企画していただくことはとても頼もしいことです。是非私たち政党関係者も、そして議員らも、より良い社会の実現のためにこれからも意見を交わせていけたらいいと思いました。
 討論会後、ご近所の様子をみて回りましたが、心配されたほど台風の被害が出なかったことは幸いでした。写真は白川・渡鹿堰付近の様子です。

#ドットジェイピー

両校のファインプレーに拍手

 夏の甲子園の話題では、一方で非常に残念な「喫煙、飲酒」の問題が取り上げられていますが、一方で高校球児の心温まるニュースも報道されています。
 9月13日付しんぶん「赤旗」日刊紙に上記の記事が掲載されていました。
 甲子園出場をかけた奈良県大会の決勝で、コロナの影響で大半のメンバーを入れ替えざるを得ず、大敗した生駒高校のことは私もニュースで聞いていました。
 優勝した天理高校メンバーは、勝利の瞬間の際にも歓喜のリアクションを一切行わず、整然と整列し、相手チームに対する敬意を行動で示していたことに大変感動したことを記憶しています。
 今回のニュースはその続編。県大会決勝と同じ舞台で、同じ審判団のもとで、再試合が実現されたとのこと。関係者の皆さん、そして両チームの高校球児の皆さんの素晴らしいファインプレーに心からの拍手を送りたい。

川辺川現調シンポと熊建労大会

 4日は朝から相良村体育館で行われた川辺川現地調査(シンポジウム)に参加させていただきました。
 国交省と県は、公聴会でもパブコメでも圧倒的多数の反対意見が寄せられているのに、新たな流水型ダムを建設するための河川整備計画策定を強行しました。シンポでは、かつて蒲島知事は「球磨川は守るべき宝」と強調し、ダム建設中止を表明しておきながら、180度方針転換したことへの批判の声が噴出しました。
 午後からは、宇土市で開かれた建築労働組合の定期大会に出席しました。第60回目の大会とのこと。あらためて、建設業で働く仲間の仕事と暮らしを改善させる取り組みを長年進めてきた組合員の皆さんの活動に、心からの敬意と連帯のあいさつを送らせていただきました。

日本の進路が問われている

 3日、県平和委員会の定期総会に参加しました。
 ジャーナリストの布施祐仁さんが「米中ミサイル軍拡競争と日本の進路」と題し、記念講演をされました。
 いま自衛隊は米軍の指揮下のもとでの合同軍事演習を強化していますが、米中の軍事的緊張が高まり、戦争のリスクが増大すれば日本が戦場になる現実的危険性が高まります。
 布施さんは、日本が今やるべきは「戦争を予防する外交」だと強調されました。
 ASEANでは、大国間の「誠実な仲介者」として、競争ではなく対話と協力の「ASEAN独自のインド太平洋構想」を掲げ、実践しています。大いに学ぶべきところがあります。
 日本こそ、9条を生かした平和外交を積極的に展開すべきではないでしょうか。
 

旧統一協会の実態に迫る

 最初にお断りさせていただきます。私たちは旧統一協会というふうに、「協」の文字で表記しています。もともとの正式名称は「世界基督教統一神霊協会」。ですから当初は協会自身も、そしてメディアも略称「統一協会」と表記していました。けれどもその後、かれらは宗教団体を装うために、略称を「統一教会」へと変更したのです。
 これに追随することはふさわしくないだろうということで、私たちは従来からの略称で「統一協会」と表記しています。
 さて、いま旧統一協会の反社会的な活動や、政界との結びつきについて大きく取り上げられています。この機を逃さず、今度こそ反社会的カルト集団による被害拡大を食い止め、政治や行政との癒着を断ち切っていかなければならないと思います。
 日本共産党県委員会としても、いま被害救済に取り組んでおられる牧師さんや弁護士さんからの聞き取り活動など行なっているところです。30日は、立憲民主党が主催された有田芳生さんの講演会に参加させていただきました。

国葬反対


 安倍元首相の葬儀を、法的根拠のない「国葬」で執り行うということを、閣議決定で決めてしまった岸田政権に対し、日に日に反対と批判の声が高まっています。、
 29日には市民団体などで構成する実行委員会が呼び掛けた昼休みデモに参加し、国葬反対の立場で一致する野党代表の方々とともに決意表明のあいさつをしました。
 東京大学名誉教授の上野千鶴子さんが、「憲法を壊し、政治の私物化を進めた安倍政治を、国葬によってなかったことにすることはできない」と言われました。
 安倍政治を礼賛し、弔意を国民に強要することにつながる「国葬」について、ますます反対の声をあげていきたいと思います。

ノーモア・ミナマタ現地調査

日米共同演習反対

 写真は、21日に山都町でおこなわれた、日米合同軍事演習に反対する集会に参加したときのものです。どうもSNS投稿が滞りがちでいけないと反省しています。
 27日は、水俣市でおこなわれた「ミナマタ現地調査」に参加しました。
 39回目となる今年の現地調査は、コロナ感染拡大のもと、やむなく集会のみハイブリッド形式(オンラインと直接参加の併用)で開催されました。
 公式確認から66年という長い年月が経過している水俣病問題ですが、ノーモアミナマタ第2次訴訟は、すべての被害者を救済し最終解決をかちとるための、大きな山場に差し掛かっています。今年12月に結審するノーモアミナマタ第二次近畿訴訟、そしてそれに続く熊本訴訟で勝利判決を勝ち取るため、世論と全国的支援の輪を大きく広げていこうということが確認されました。
 集会ではにひそうへい参院議員が駆け付け、来賓あいさつ。議席を奪還して現調を迎えることができたことに大きな喜びを感じました。