自衛隊問題に関し申し入れ

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 27日、自衛隊の大矢野原演習場での火災発生問題や自衛隊ヘリ墜落事故、オスプレイの暫定配備問題等について、熊本県に対し申し入れをおこないました。
 3月1日には、いのち・平和ネットの皆さんとともに西部方面総監部に申し入れる予定です。住民の安全を脅かす事故が相次いでいる事態を自衛隊は厳しく検証し、安全対策、再発防止策を講じ、住民への説明責任を果たすべきです。

JR減便、玄海原発問題で申し入れ

 26日、九州各県の党議員らとともにJR九州、および九州電力に申し入れに行ってまいりました。
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 JR九州は鉄道事業の赤字を理由に大幅減便を発表しましたが、地元自治体に事前の相談もなしに一方的に決めたものを押し付けるやり方は、公共交通機関としての自覚と責任が欠落しているものといわなければなりません。
 また九州電力に対しては、玄海原発3号機、4号機の再稼動断念や2号機の廃炉など求める要望書を提出しました。

立野ダム建設問題で九地整交渉

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 立野ダム建設問題に関わり、「立野ダムによらない自然と生活を守る会」、「立野ダムによらない白川の治水を考える熊本市議の会」、「ダムによらない治水・利水を考える県議の会」の三団体で、国土交通省に対し9回目の公開質問状を提出。 12日に九州地方整備局との交渉がおこなわれ、私も参加しました。
 先の総選挙で野党共同候補として当選(比例)された矢上雅義衆院議員が交渉の場を設定していただき、また、わが党の田村貴昭衆院議員にも同席していただきました。
 もともと、私たちの疑問が晴れるような回答はないだろうし、国交省が態度を改める事もなかろうとは思っておりましたが、いっぽうでは交渉を通じ、住民の安全を確保することについて、ダムにより引き起こされる可能性を国交省が真剣に検討していないという確信はますます膨らみました。
 もしダムが建設されたとして、その後万が一の災害が起こったとしても、事業推進をはかった当事者らの責任はあいまいにされることでしょうが、しかし被害を受ける住民はたまったものではありません。そんな事態にならぬよう、未来の安全を守ることは今の私たちの責任であります。

新年おめでとうございます。

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 昨年は、お世話になった方もお世話にならなかった方も、今年もどうぞよろしくお願いします。
 一日は党熊本市議団とともに、恒例の元日宣伝に回り、初詣にお出かけの皆さんにごあいさつ申し上げました。

立野ダム、柱状節理、ジオパーク

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 25日、立野ダム工事にともない柱状節理の一部が破壊される問題で、立野ダムによらない治水を求める県議の会など三団体はこのほど、ダム建設中止を求めるよう要請する文書をユネスコ本部などに送ったことを発表しました。
 会見には西聖一県議、岩中伸司県議らとともに私も参加しました。
 立野峡谷は世界ジオパークが認定した阿蘇ジオパークのみどころのひとつである柱状節理が見事に残されています。長い年月をかけて形成された自然の奇跡的な地質・地形を破壊する権利が国や県にあるのでしょうか。
 ダム以外に住民の安全を守るすべがないわけでは決してありません。むしろダムにより、逆に下流域の住民は危険にさらされることになります。
 近年の異常気象や想定外の豪雨を考えれば、ダムによらない治水、防災策こそ進めるべきであります。とりかえしがつかなくなる前に、県と国交省は冷静さを取り戻せと言いたい。

本日は東京です

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写真はわかりづらいですが、飛行機の窓から見えた富士山です。本日は東京での会議出席のため日帰り上京であります。上空からみると、大地の光景はとても美しいですね。カメラの性能と撮影技術により、美しさをお伝えできずに申し訳ありません。こうした光景を見ると、やはりかけがえのない地球を、美しいまま後世に残していかねばと思います。

益城町の区画整理事業

 20日、益城町の都市計画審議会が、木山地区の区画整理事業案を反対多数で否決しました。
 私は、この問題については益城町も、そして熊本県もずいぶん拙速に事を進めようとしている強引さを感じていました。町民の暮らしを、そして益城町のまちづくりのあり方を大きく左右する重大問題であるだけに、しっかり議論を進めていく事が必要だと思います。
 12月県議会では蒲島知事が、県が事業主体となって取り組むことを表明し、用地の先行取得のための予算7億3千万円余が提案されました。私はこの予算計上について反対討論をおこないました(討論の詳細はHP「日本共産党 山本のぶひろ」をご覧ください)。 概要は、県の役割は町民・町が決めたことを支援する役回りに徹することが大事であるということ。そして、区画整理事業は全国的に見ても行き詰まっている事例が少なくないこと。県や町は「スピードが大事」と言うが、早く事業を「スタート」させるのが大事なのではなく、早く「ゴール」することが大事なのであって、ゴールは何かと言えば「益城町の復興」という大目標であること。ボタンを掛け違えたまま拙速にことを進めると、町の中に分断、対立、禍根を残す事になりかねない事などを力説しました。
 審議会の否決により、この先どうなるのかと不安を高めておられる住民の方々もおられる事と思います。地元の住民の中から、「区画整理によらない別の道がある」と、まちづくりのすすめ方を提案される動きも始まっています。町や県は、結論ありきではなく、住民の皆さんの願いに真剣に寄り添い、方向性をともに考える姿勢を強く求めたいと思います。