県議会で一般質問しました。

一般質問、終わりました。
 避難所改善問題、生活再建支援制度の拡充、仮設住宅の問題、立野ダム問題等々取り上げ、県の姿勢をただしました。
 近々、ホームページに詳細を掲載したいと思います。
 今日、某避難所の方から「ダンボールベッド入りました」とお礼の電話をいただきました。とても喜んでおられました。よかった。
 日に日に、避難所におられる方が少なくなっているようですが、残っている避難者の方々が肩身の狭い思いをしなくていいように寄りそっていかなければならないと思います。

6日、13時から県議会で一般質問します。

あーいかんいかん!
余裕がなくなるとすぐ投稿をさぼりがちになってしまいます。
しかし活動をさぼっていたわけではありません。毎日てんてこ舞いしています。
また少しずつ報告したいと思います。
さて、明日(6日)県議会で一般質問させていただきます。13時からです。
時間がある方はお越しください。

震災レポート⑪ 

 5日は田村貴昭衆院議員とともに氷川町八代市嘉島町を訪問しました。それぞれの庁舎では八代副市長様、氷川・嘉島町長様はじめ職員の皆さんに忙しい中丁寧に応対していただき、ありがとうございました。
 氷川町では倒壊・損壊した家屋や納屋など視察するとともに、大きく亀裂が入った海岸の堤防、液状化現象が起こり土壌悪化が懸念される農地を見て回りました。県にもしっかりとした対応を求めていかなければなりません。
 八代市役所は建物の壁に大きな亀裂が何箇所も入り取り壊すしかないとのこと。また市総合体育館は吊り天井の一部が落下、また小体育館も天井から壁の一部が落下していたため避難スペースとして使えず、ロビーなどにたたみが置かれ、その上に持参した毛布を敷いて多くの方が避難をしておられました。 
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 6日、「いのちネット」各団体の皆さんと今後の取り組みについて協議した後、午後から「原発ゼロの会」の皆さんの九電交渉に参加させていただきました。今後の地震活動が依然として予断を許さない状況、しかも今回の地震により、高速道路も新幹線も避難に利用できなくなる事が明らかになるもとで、原発の是非にたいする意見の違いを越えて、現時点では直ちに稼動停止させるべきことはあまりに当然です。原発を止めて困る国民は誰もいません。九電の利益のみを優先させ、「万一が起こった場合の取り返しのつかない事態」を考えようとしない姿勢はただしていかなければなりません。
 7日、志位委員長、小池書記局長、藤野政策委員長、仁比参院議員、田村衆院議員らとともに熊本県熊本市益城町西原村を訪ね、それぞれ首長さんに義援金をお届けし、被災地を訪問、被災した皆さんと懇談しました。
 益城町の総合体育館では、家が全壊した党益城支部長が出迎えてくださり、涙が出そうになりました。
 感動的な出会いもたくさんありました。入り口付近では弁護士の阿部ひろみさんが無料法律相談活動をされていました。
 一方、前回訪問した際、休暇をとってボランティアとして頑張っていた京都の看護師さんと再会。なんと職場をやめて再び益城にこられたのこと。また女優の松居一代さんが、「洗濯ができない」との被災者の声を聞いて、洗濯機をつんで東京から車を走らせて益城に駆けつけれおられました。
 被災の苦しみに寄りそう大きな善意の広がりに胸がいっぱいになります。
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震災レポート⑩ 南阿蘇村の状況

4日、田村貴昭衆院議員に来ていただきました。地震発生後2日に一回くらいの割合で入っていただいているのではないでしょうか。国会質問や他県のイベントこなしながらの熊本入り。本当にありがたい事です。
 今日は南阿蘇村の視察。道中、通常ならば田植えの時期で満々と豊かな水量をたたえているはずの上井手用水が枯渇してしまっています。これからの農業被害の広がりが懸念されます。
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 南阿蘇村の斜面崩壊は想像以上でした。かつて見事な景観と清流が流れていた立野峡谷は残酷なまでに破壊されてしまっています。立野ダム工事現場でもあちこちで崩落が起こっています。仮排水路トンネル出口付近では工事車両が土砂に埋まっていました。工事作業中に地震が起こっていたら犠牲者が出ていたかもしれません。
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 避難勧告が出ている立野地方は人もまばら。倒壊した家屋があちこちにあり揺れた時の激しさが伺われました。家にいらっしゃったお二人の方から話をうかがわせていただきましたが、お一人は「この場所に戻って元の生活を取り戻したい」とのご意見、もう一人は「山崩れが怖い。もうここには戻りたくない」とのご意見でした。
 地震さえなければGWでにぎわっていたはずの町。人々の対話や笑顔があふれていたはずの町は静まり返っていました。自然災害の圧倒的な力の前にはなすすべもないのか。そんな思いにさえ駆られてしまいます。どうすればこの地域の皆さんが希望を見いだし、復興を果たしていけるのか、そのために私たちはどんな手助けができるのか、懸命に考え行動していかなければなりません。

震災レポート⑨

5月1日はメーデー。労働者の祭典。今回は生活と生業を取り戻し、震災からの復興を勝ち取るために奮闘しようという決意がみなぎる集会となりました。集会後健軍商店街で炊き出しや支援物資の提供、あべひろみ弁護士らによる法律相談会などが開催されていました。私は仁比そうへい参院議員とともにメーデーに参加後、仮設住宅の建設が始まったという西原村甲佐町を尋ねました。事情は地域それぞれですが、住む家を追われた方々の要望に寄り添い、安心して住める環境を実現させることが必要です。自治体の考え方をお聞きし、ぜひ他市町村のモデルになるような取り組みを積極的に進めていただきたいと思いました。
 その後、県庁の住まい支援PTを訪ね、意見交換させていただきました。
 2日は参院東京選挙区候補の山添拓さん、災害や建築関係の専門家である九大名誉教授の先生と、大規模な損壊が生じているマンションを訪ね、住民の方からご要望など伺いました。
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写真、分かりますか?マンションの通路が隣の棟と離れてしまっています。壁の崩れ方も相当ひどい状況でした。
 その後民主商工会の皆さんと中小業者関係の問題で県担当課と交渉。店舗や工場が壊れ、自宅も損壊するなど大きな苦難に直面している被災中小業者の営業とくらしの再建へ、県の対策強化を求めました。
 あわただしく市役所に移動し、熊本市の避難所に避難している方々の生活環境の改善問題について市当局との交渉に参加。本来ならばこれまでも避難所の運営や避難者への食事、環境づくりについて市が責任をもって対応してこなければならなかったものを、現場で奮闘している地域の皆さん、学校の先生方任せにしてきたところに大きな問題があったと感じています。これまでの経過は経過として厳しく指摘しつつ、今後の対応としてこれからでも直ちに市の姿勢が改善されるようにしっかりと迫っていかなければならない問題であろうと思いました。

震災レポート⑧

 29日、ご近所の一人暮らしの方の家の片付けのお手伝いをした後、田村貴昭衆院議員とともに熊本市内の避難所を複数個所回りました。熊本市が避難所の運営や食事の提供、諸問題の解決にあたって指導的役割が発揮されてこなかったため、自治会やPTAの皆さん、学校の先生方がどんなにか苦労されてきたか、その一端が痛切に伝わってきました。すべての被災者が元の生活を取り戻せるようにとの願い、また復興に向けて政治の役割を大いに発揮してほしいという願いを重く、重く受け止めました。
 30日は個別の問題で県の関係部局の対応を確認した後、益城町エミナースやテクノリサーチパークで車中泊をしておられる方々の様子をうかがって回りました。その帰り道、知る人ぞ知る第二空港線のホットドッグ屋のおっちゃんに声をかけ、営業再会を喜びました。
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 「赤旗」でも紹介されていた「龍虎ラーメン」も営業再開しました!建物や器材も大きな被害を受け、開店以来空にしたことがなかったという秘伝のスープも失われた中で、地域の方々にボランティアで食料の提供をおこないながらの営業再開。希望の光を与えてくださるような奮闘に敬意を表しつつ、なじみのラーメンの味に舌鼓を打ちました。

震災レポート⑦  小池書記局長らとともに

 26日、地震発生後車中泊を続けておられる方々をたずね、状況やご要望などお聞きしました。帰るに帰れない状況の方、余震の不安から車中泊を続けておられる方、さまざまな困難の中で日々を送っておられました。行政がしっかり現状をつかみ、皆さんが正常な生活を取り戻せるよう支援していかなければなりません。
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 27日、熊本県に対し3回目となる、地震対策に関する申し入れを行いました。今回は秘書課長さんが忙しい中別室で対応していただきました。福田慧一宇土市議、佐野安春甲佐町議、竹原祐一阿蘇市議、田島敬一西原村議、甲斐康之益城前町議、上野哲夫宇城群委員長とともに申し入れ。申し入れ文書は山本のぶひろのホームページに掲載します。夜は阪神淡路大震災を経験した兵庫県から、党市議、県議、機関役員の皆さんが義援金をもって党事務所を訪ねてきていただき、意見交換などもさせていただきました。今後の私たちの取り組みにも大いに参考にさせていかなければならないと思います。
 28日、党中央に寄せられた義援金を、小池晃書記局長、紙智子参院議員らとともに熊本県熊本市益城町に第一次分としてお届けしました。その後紙智子参院議員と農業被害の調査ということで西原村の畜産、酪農農家を訪問しました。大きな被害を受けながらも、どうにかして再建をはかろうと皆さんが懸命の奮闘を続けています。その踏ん張りに希望を与えるような支援が必要だと胸に刻みました。