水俣病申し入れ

 水俣病最高裁判決を受けての対応について、熊本県に対し申し入れをおこなった。  

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 判決は、40年にわたってなされてきた水俣病認定のあり方を厳しく批判したものだ。にもかかわらず環境省は早々と、認定基準を見直さないことを表明した。これまでの対応を反省しないばかりか、まだ今後も患者切り捨てを続けるつもりなのか。

 今日の申し入れで、県は国の態度を追認、いやむしろ国と一体の対応をしているのだと実感させられた。

 公式発見から57年。いまだ全面解決の出口は見えず、患者さんたちの苦しみは癒えない。