感動と感謝のネコ救出劇
18日夕方、長女から突然の電話。「車のエンジンルームにネコが入ってる!」
聞くと、走行中に「ニャーニャー」と鳴く声が聞こえるので、ボンネットを開けたらなんと小さな猫。脱出させることができないという話でした。
急いで現場に駆けつけると、近所の方がライトで照らしたり、どうにかして救い出そうと協力してくれていました。
けれども子猫はとうてい手が届かない、かなり奥に入り込んでいてしまっています。子猫も懸命に、にゃあにゃあと鳴いているのですが、どうすることもできません。
困ったにゃあと悩んでいたところ、そこにたまたま通りがかった若い男性が「どうしましたか」と声をかけてきました。
事情を話すと、男性は手際よく車のバンパーをはずし、無事にネコを救出してくださったのです。ああ、良かった!
ただ、問題はそのあとです。救い出せたとして、そのネコはどうしたものか。うちで飼うこともできないし。そのまま放置していくわけにも行かないし・・・。
するとその男性いわく「自分、猫の保護の仕事をしています。」!!
にゃ、にゃ、にゃんという奇跡的な、ウソのような出会い! ほんとにびっくりしたワン!
猫カフェ「かごにゃん」という、保護が必要な猫を助ける目的で営業しているお店の方でした。子猫は安心したかのように眠っているところ、無事運ばれていったのでした。
救出に当たって、たまたま通りがかったご夫婦?のお2人にも、ダンボールやらタオルケットやら提供してくださり、本当にお世話になりました。
温かい人達との出会いに感謝し、無事その場を立ち去ろうとしてふと娘の車のダッシュボードをみると、なぜか猫用忌避剤が置いてありました。チャンチャン。