八代市保育協会問題で県に申し入れ

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16日、蒲島知事に対し、申し入れを行いました。
 八代市保育協会が、組織的に自民党の入党勧誘、資金提供をおこなっている疑惑が浮上したことから、県としての調査と対応を求めたもの。申し入れ全文は山本伸裕のホームページでご覧ください。
 ことの発端は、私たちに寄せられた通報からでした。7月13日に予定されている県主催の監査事務説明会会場(県八代総合庁舎)において、自民党の入党申込書や党費の回収・集金を行なうので協力を、との通知文が、八代市保育協会会長から各園長に出されたというのです。保育協会が県の公的施設で政党活動を行うという、なんとも信じられない内容でした。
 さっそく県知事あてに、そのような政党活動を中止させるよう7月8日、日本共産党として申し入れを行いました。申し入れの成果もあり、その場での党費回収等の活動は延期されたとのことでした。
 しかし、問題は「回収延期」などということで決着するわけではありません。私たちは再度、16日に申し入れを行いました。保育園の円滑な運営、乳幼児保育の振興と向上に寄与することを目的としている八代市保育協会が、会長名で入党勧誘を行っていること、自民党国会議員を励ますパーティー券購入に、協会の運営費から半額補助を行っていることなどを指摘し、調査と是正を求めました。
 県はその日のうちに会長を県庁に呼び、改善を要請。会長も改善を約束したとのこと。地元新聞に掲載されました。
 さすがにあまりにも異常なやり方だったということでしょうけれども、県の素早い対応を歓迎したいと思います。