7・4豪雨災害からの再建と、球磨川治水対策について質問します

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 日々、目まぐるしい日々の連続でどうもSNSでの発信がおろそかになり、反省しております。

さて、11・12月熊本県議会が開会中です。私は今回、一般質問で7.4豪雨災害について取り上げます。
とくに、球磨川治水問題で知事が川辺川ダム建設容認に方針転換したことについて、できるだけ具体的にその問題点について、ただして参りたいと思います。
可能な方はぜひ県議会の傍聴に足をお運びください。
私の一般質問は、12月2日(水)午前10時からです。

球磨川治水対策に住民の声を

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 29日は県議会本会議で質疑を、そして30日は蒲島知事あてに申し入れを、いずれも球磨川治水の問題で行ないました。
 質疑では、ダムによる治水効果が、気候変動のもとでもはや限定的なものとなっている現実を踏まえるならば、ダムあり治水をたとえ選択したとしても、どっちみちダムの機能喪失の事態を想定した治水対策が必要になるのではないかとお尋ねしました。今回の豪雨災害発災後、全国でダム建設を手掛けているスーパーゼネコン大成建設の会長が、12年前ダムによらない治水を選択した蒲島知事を批判しておられます。いっぽう私が伺ってきた流域住民の皆さんの多くのご意見は、「球磨川は悪くない。川を憎みたくない。これからも球磨川とともに生きていきたい」という声でした。私は質疑で、流域住民の球磨川とのかかわり、治水のあり方を熟慮の上判断した蒲島知事の選択は、県政史に残る大きな功績を残したと強調しました。
 30日は、党県委員会、南部地区委員会とともに、治水対策のあり方について県に申し入れを行ない、田嶋徹副知事が対応されました。治水の方向性を決めていく上では、住民の声を十分にくみ取り、反映させるべきであるということを、かつて県が「ダム、非ダム」の対立解消のために貫いてきた「公平・中立」の姿勢を振り返りつつ強調しました。また「ダムによる治水」の弊害、リスクを指摘しました。とくに人吉・球磨地域にとって、球磨川から享受される豊かな恩恵は、地域の経済、観光、暮らしを支えています。
 12年前、「河川工学の観点からは、球磨川の水害に対して抜本的な対策を実施する場合には、川辺川ダムが最も有力な選択肢」という判断を蒲島知事自身も認定しました。それでもなぜダムによらない治水の追求という道が選択されたのか、それは「治水とは何か」について考察が深められ、流域住民にとって球磨川そのものが、守るべき宝であるという判断に至ったからではなかったでしょうか。この判断を流域住民の実に80%が支持しました。
 こうした歴史的経過を踏まえず、治水対策にダムが(部分的にでも)役立つかどうか、だけでダム建設の是非を判断することは、あり得ないやり方だと指摘しなければなりません。
 流域の復旧・復興の方向性と治水対策のあり方がかかわり合うだけに、「スピード感」が強調される事情は分かります。しかしこれまでの歴史的経過や住民の意向をくみ取らない拙速な判断は、将来に禍根を残すことになります。

白川の内水被害対策を要望

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 多忙になるとどうしてもSNSから遠ざかってしまい、反省してます。
14日は朝から地元渡鹿の大井手の清掃の後、ご相談の声が上がっていた白川の内水被害対策・排水ポンプの設置について現地を視察しました。
 上野みえ子熊本市議の手配で市土木センターからも来ていただき、地元の皆さんからご要望をお聞きしました。
 これまで経験したことのない豪雨がどこで起こってもおかしくない気候変動が進行しているだけに、国や県、市、それに地域の住民が連携して危険箇所の解消に取り組む事が重要です。大災害の教訓からも学ばなければなりません。

熊本豪雨災害 被災者に真に役立つ支援策の実現のために

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 余裕がなくて、ついつい更新がおろそかになってしまい反省しています。
12日は、今回の熊本豪雨災害の支援策として初めて打ち出された「なりわい再建補助金」について、真島省三衆院議員、仁比そうへい前参院議員らとともに県担当課や商工会連合会を訪ね、意見交換させていただきました。
 同補助金が適用されれば、従来のグループ補助金のようにグループを作らず一社からでも支援が受けられるし、定額補助(自己負担なし)が受けられるということで、内容的には画期的な前進となります。
 ただ、実際に支援制度の適用を受けられるよう、それぞれの被災した事情、それまでの経営状況など、個々の実情に寄りそって申請のサポートを行なっていくことが重要になっていくと思われます。

豪雨災害に関し熊本県に申し入れ

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 この間日本共産党調査団として被災地に入り、実態を掌握してきたことをふまえ、15日、蒲島知事あてに要望書を提出しました。熊本県危機管理防災課にお届けし、忙しい中、課長に対応していただきました。橋田よしあき県書記長、上野美恵子県常任委員(熊本市議)と山本が参加しました。全文は近く「日本共産党 山本のぶひろ」のホームページに掲載しますのでご覧ください。
 コロナ禍から何とか立ち上がろうと努力していた中での豪雨災害に、被災地と被災者は心が折れそうなほどの幾多の困難に直面しています。日本共産党も国会調査団が連日現地入りし、地元党組織、地方議員が総力をあげて支援活動に取り組むとともに、声をかけ合ってボランティアの輪を広げています。被災された皆様の苦難軽減に少しでも貢献できるよう頑張っていきたいと思います。

豪雨災害の被災地に今日も行く

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 9日は人吉市球磨村、10日は牛深市、11日は人吉市、12日は八代市坂本町球磨村に入りました。
 山添拓参院議員、藤野保史衆院議員、田村貴昭衆院議員、真島省三衆院議員、本村令斗・塩見寿子人吉市議らとともに行動しました。
 発災から一週間以上経過し、被災者の疲労がたまってきています。また継続して襲い掛かる豪雨が不安を募らせています。
 被災者に安心と希望を照らす支援を届けていくことが求められています。
 県の災害対策本部に9日と10日、被災地の状況と県として対処すべきだと考えられる内容について、箇条書きにして届けました。近く日本共産党として当面の緊急対策を申し入れる予定です。

 いっぽう、県議会の災害等対策協議会から、「委員会及び各会派等による現地視察は控え・・・」とする、わけのわからない「基本方針」なるものが届きました。
 私たちは職員の皆さんに案内を求めるような現地視察はしておりませんのでご心配なく。また住民の皆さんの復旧作業の邪魔にならぬよう、注意しながら行動しています。
 むしろ、住民の皆さんから寄せられる要望や被災地の状況をつかみ、国や県に課題を伝える役割など、いま議員が果たさなければならないことが多々あるのです。足を運ぶことを止めることなど、許されるはずがありません。
 住民の代表たる議員の役割発揮がいま求められているのではないでしょうか。

人吉、八代の豪雨災害を調査

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 7月4日、5日、豪雨災害に見舞われた人吉市八代市の災害現場を視察しました。
 5日は橋本徳一郎八代市議と市内の冠水地帯や球磨川沿いの状況を確認。球磨川右岸の護岸道路の一部が水流でえぐれ、地元住民の方が通行止めのロープを張っておられる最中でした。見ている間にも街路樹が水流で流され、浸食が進んで危険な状況でした。
 旧坂本村の役場付近は家屋のかさ上げ工事が進んできたにもかかわらず浸水被害が発生。元党村議の内田次一さんから「高齢者が家に閉じ込められ、屋根まで水が迫っている」と緊迫した連絡が入りました。私も県防災センターや消防に連絡を取りつつ、坂本村に向かいましたがあちこち道路が寸断し現地まではたどり着くことができませんでした。その後、住民は奇跡的に無事救出できたとの連絡が入り胸をなでおろしました。
 夕方になり高速道路が通れるようになったので人吉市入り。とにかくすさまじい状況。電線に机やいすが引っ掛かり、車の上に車が乗っかり、道路の真ん中に自動販売機が立っていました。球磨川にかかる橋の欄干にも流木が詰まり、深さ30~40センチほどの泥沼の中を車で進んだ場所もありました。止まらなくてよかった!住民の皆さんからは「こんなに水が来たのは経験がない」「あっという間に水が上がった」「市房ダムが放流されていたらさらにとんでもないことになっていた」などの声を伺いました。
 帰りは上りの道が通行止めだったため、えびの~伊佐~水俣経由で帰宅。ずいぶん時間がかかりました。
 5日は朝から人吉市入り。国会調査団と合流。田村貴昭衆院議員、真島省三衆院議員、仁比そうへい前参院議員、本村令斗、塩見寿子人吉市議、高岡朱美水俣市議、久保田武治多良木町議らとともに二班に分かれ、被災された方々から状況や要望を伺いました。
 同日、蒲島知事も人吉市入りし、避難所訪問したとの報道をラジオで聞きました。パーテーションなどの感染症対策がしっかりとられていたとのことでしたが、私たちが訪問した避難所はマットのみ(芦北町)、毛布と畳だけ(人吉市)といった状況で段ボールベッドもなしという厳しい環境でした。せっかく国や県の代表が被災地に来られる機会なので、むしろ現地の大変な状況をこそ見てもらうようにしたほうが良いのではないかと感じました。
 とにかく大変な状況ですが、私たちも引き続き、住民の皆さんの苦難軽減の役に立てるよう頑張っていきます。お困りごとあればぜひご相談いただきたいと思います。