次女、高校受験。
次女、15歳。受験生。私にはあんまりしゃべってくれない。姉(18歳、やはり受験生)との会話ではまるでマシンガンのように喋りまくっているくせに。
昨日もそうだ。公立高校の入学試験初日だった。私は帰宅するなり次女に尋ねた。
「試験どうだった?」
返事は一言「ビミョー。」
お、おわり?
「それって、あまり良くなかったってことなの? 難しかったってことなの?」
返事なし。
ちょっとお嬢さん、あのね、おじさんはね、じゃなかったお父さんはね。君のことを心配しているのよ。もうちょっとくらい状況説明してくれたっていいでしょう。
今日は試験2日目だった。
「試験どうだった?」
「ふつう」
そ、それだけ?
「そ、そ、それは、昨日よりちょっと良かったってことなの?」
返事なし。
そんな次女だが、本人なりに将来の進路についていろいろ考えている風でもある。
もう少し時期がたてば、父も相談相手くらいには格上げしてくれるだろうか。