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深刻な中山間地の農地被害

久々にブログ更新しようと、先週下書きしたまま奉仕していた文書を遅ればせながら公開させていただきます。あしからず。また更新頑張ります。
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9月1日、地震と大雨で損壊被害を受けた御船町七滝の東上野地区の農業用水路の視察に行きました。
 現地では水利組合の農家の皆さんにも多数お集まりいただき、切々と窮状を聞かせていただきました。
 用水路の決壊により、農家の皆さんは今年は作付の断念を余儀なくされました。そして来年の作付けに間に合うよう復旧できるのかなど、今後の見通しにも大きな不安を抱えておられました。
 いま中山間地では、災害復旧に伴う自己負担がどうなっていくのか。多くの方が農業をあきらめ、高齢化したこの中山間地の集落がますます疲弊し、田畑が荒廃してしまうのでないかという危機感が広がっているように思います。いっぽうで私は、先達が素晴らしい技術と努力で開拓した棚田や用水路に驚嘆し、また先祖代々受け継がれてきた営農の努力によって国土と地域経済、食料が守られ、国民がその恩恵を受けてきたことに改めて感謝の思いが膨らむのです。
 大規模化、効率化についていけない中山間地農業が、今回の熊本地震と豪雨被害によりますます存亡の危機に拍車がかかりました。中山間地の家族経営が見捨てられてしまうような政策はまさに亡国への途だと言わなければなりません。この分野でも復旧・復興への方策が問われています。