新たな流水型でも環境壊す ダム計画は中止せよ


 蒲島知事は、川辺川に建設する新たなダムについて、「命も環境も守る」という立場から、流水型ダム(穴あきダム)の建設を決断した、とこれまで一貫して強調してきました。ところが国土交通省がこのほど示した予測によると、流水型ダムであっても、水がたまれば希少生物の死滅やシルトの堆積、ヤマセミカワセミの生息環境の変化といった環境への影響が起こりうる、ということが示されました。
 こうした影響が実際にもし起こってしまえば、清流川辺川はダムによって取り返しのつかない環境破壊がもたらされてしまう、ということになります。
 ということで党県委員会で緊急に熊本県に対し、「かけがえのない清流を破壊するダムは中止せよ」と申し入れをおこないました。