仮設住宅の住み替えを認めて!

 仮設住宅の間取りは3パターン(1DK、2DK、3K)あります。一番狭いのは4畳半ひとまの居住空間。いまどき学生向けアパートだって滅多に無さそうな狭さです。
 ここに母子が入居されているとの新聞記事に胸を痛めました。県の住まい対策室に伺ったところ、「いま出水期でもあり、新たに避難生活を余儀なくされるような方が今後出てくるかもしれない。だから現仮設住宅に少しの空きを確保しておく必要がある。その上でいまの入居者の居住環境の改善についても検討していく」とのことでした。
 しかしよく考えてみれば、既存の仮設はあくまで災害救助法に基づいて、仮設入居要件に当てはまる被災者向けに設置されているものであり、これから新たに被災者になる人用に準備されたものではありません。
 いま困っている人のために動ける熊本県であってほしい。