公立、私立学校の先生方と

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 表題との関連はございませんが、写真は24日に行なった前衆院議員・真島省三さんとの街頭宣伝です。きたる衆院選で必ず真島さんを国会に送り返さないといけません。

 さて、先週から今週にかけて学校の先生方から状況をお聞きする機会がありました。23日は小、中、高校の公立学校の先生方がおこなわれた対県交渉に同席させていただきました。
 先生方は子どもたちとしっかり向き合いたい、授業もよく準備してのぞみたいと思っていても、あまりにも多忙な学校現場の中で苦闘しています。新学期になっていても担任が決まらないとか、産休・育休・病気休職の代替教員が見つからないとか、教育に穴が空く事態には子どもたちも犠牲となっています。正規の先生方の雇用を増やすことなしには問題の本質的改善にならないことは明らかです。
 26日は、私立学校の先生方が県議会の各会派にご案内いただき、政府が来年4月から実施するとされている「私立高校授業料の実質無償化」の制度の概要について説明会を開いていただきました。最近は経済的困難を理由に私学を中途退学せざるをえない生徒の比率は減少していると言われていますが、それでも「負担が大きく、親にたいして申し訳ない」「自分が私学に通っているために、兄弟には公立に行ってくれと親が言っている」など、保護者負担の公私間格差は解消されていません。来年度は就学支援金の上限額の引き上げなど、一定の制度改定がおこなわれますが、これが実質的に保護者負担の軽減に有効につながるよう留意していく必要があります。
 学校が子どもらにとっても先生方にとっても希望の持てる環境整備をさらに進めていくために今後もがんばります。