立憲主義を未来へつなぐ大学人の会

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 ありゃ? 写真が反対になっちゃったかな?
 今日は「立憲主義を未来へつなぐ大学人の会」設立の集会に、「誰でも参加できます」とのチラシを見て参加させていただきました。
 熊本大学法学部の阿部悠貴先生のお話を大変興味深くお聞きしました。ポピュリズム台頭の背景に社会の産業構造の変化があったというお話。ふむふむ。つまり、現代のポピュリズム台頭は、歴史的にも経済的にも必然性があるということなんだな。けれども一方で先生は「どうすれば健全な政治が取り戻せるか」との問題提起もされました。ああそうか。必然性はあるけれども不健全なんだ。だとすれば、健全な政治の実現を目指す取り組みというのは、「必然性」に抗した「逆流」なのか? いやいやそうではあるまい。不健全だと感じるからこそ、こうして良識ある先生方が主体性を発揮して「会」の設立を準備し、その呼び掛けに応えて多くの先生方、若者が参加して設立集会を成功させられたのではないだろうか。不健全な政治の台頭を許すまいと立ち上がる「主体性」、そしてその主体性に呼応する良心・良識の「大結集」。これこそが、不健全な政治を打ち破る「法則性」に違いあるまい。
 …などと、あーでもないこーでもないと考えた夜でありました。