「主権回復の日」?

 安倍内閣は、疑問と批判の声を押しきって記念式典を強行した。

千島列島の領有を放棄し、沖縄や奄美、小笠原をアメリカの施政権下に置き、米軍の駐留を認め、安保条約で軍事的にも経済的にもアメリカに従属させられることになった日が、なんで「主権回復の日」になるんだ?

 さすがにこれは、右翼的立場の皆さんも納得できないのではなかろうか。

 安倍内閣としては、この日以前に制定された日本国憲法を、主権回復されていなかったもとで押し付けられた憲法だとして、憲法を作り替えようという気運を広げていきたい意図があるのだろう。だが、なりふり構わぬ改憲策動は、国民や国際社会との関係に矛盾と軋轢を作り出すばかりだ。

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 今日は合志市菊陽町、菊池市、山鹿市等で街頭宣伝。それぞれ地元議員の濱元さん、小林さん、東さんらに同行いただいた。もと西合志町議の木村功さんが、暑い中わざわざバスで演説箇所まで来てくださった。先輩方の思いに応えうる奮闘を心に誓う。

 山鹿では残念ながら議席継承ならなかった芋生よしやさんが、支部の皆さんとともに迎えてくださった。捲土重来。また頑張りましょう。