親の介護

 近くでの行動計画があったので、脳梗塞で入院している義父の病院に立ち寄った。

 現在、ものが飲み込めない状態。鼻からチューブを通している。

 本人もつらいだろうし、毎日バイクで通院している義母も大変だ。

 一方、実父は介護2の判定を受けヘルパーさんやデイサービスのお世話を受けている。母は90歳となり、難聴で障害者手帳を取得した。

 私たち夫婦双方の両親とも2人暮らし。今後の生活が何かと心配だ。

 

 他方、政府は介護保険の利用料引き上げや「軽度」者の保険はずし、介護施設からの「軽度」者締め出し、特定の医薬品の患者負担引き上げなど、公的保険給付の縮小を狙っている。介護や医療を必要としている人達が、必要なサービスが受けられないということがあってはならない。

 親の老齢化は切ないものだ。せめて安心して老後生活を送ってもらいたいと、おそらくはどの子らも願っているのに、それがなかなか叶わない社会事情がある。

 これまでの親不孝のせめてもの贖罪に努めたい。政治改革への努力もその一つだと認めてもらえるとありがたいが。