JR肥薩線の全線再建を!

 9月30日、JR肥薩線の早期全線再建を求め、田村貴昭衆院議員とともに、JR九州九州運輸局に申し入れをおこないました。
 国と県、JRで行なわれている「JR肥薩線検討会議」では、当初示されていた復旧費のJR側負担が大幅に減額される見通しであることが示されています。JR肥薩線の全線鉄路による再建は、地域経済や住民の暮らしを支えるうえで欠かせません。また甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨からの再建を目指す人々に希望の光をともすものです。
 ぜひ国とJR、県が知恵と力を合わせて再建を目指してほしいと思います。

緊急放流と河川整備計画

 26日の県議会では蒲島知事に対し、球磨川水系河川整備計画と「緊急放流」の問題で質疑をおこないました。
 ちょうど27日付の熊日「射程」で、同様のテーマでの論説が掲載されていましたので、それを張り付けさせていただきました。
 私の質疑と蒲島知事の答弁は、近く私のホームページ「熊本県議会議員 日本共産党 山本のぶひろ」において紹介させていただきますが、県議会のHPからも動画で視聴できますので、関心がある方は是非ご覧いただければ幸いです。

議員にあるまじき飲酒・喫煙


 甲子園の応援席で喫煙・飲酒した井手順雄県議への批判の声が収まりません。
 21日は、市民の土森武友さんが「ひとりの市民」として井手県議の辞職を求め、議長に申し入れをおこなわれました。
 また22日には、「いのちと暮らし・平和を守る熊本ネットワーク」の皆さんが、同様に議長申し入れをされています。
 土森さんからは私にも、写真のとおり要請書をいただきました。冒頭の「私は、たばこの煙には嫌な思いをさせられてきた」との言葉が胸に刺さります。
 なぜ県民の代表たる議員が法律を犯すのか?との怒りは、たばこの害に苦しめられてきた方々にはひときわ大きかったに違いありません。
 日本共産党も16日、井手県議の行為は、喫煙禁止場所における喫煙の禁止が義務付けられた「改正健康増進法」違反であり、極めて悪質な行為であるとして、議員辞職を求める見解を発表し、溝口幸治議長に見解を届けました。

台風一過


 今日はNPO法人ドットジェイピーの皆さんが企画した「推し活イベント」に、共産党を代表して私たちの政策の一端を報告させていただきました。企画の準備・運営にご尽力いただいた皆様、大変ありがとうございました。
 未来の社会を担う若い方々が、こうしたイベントを企画していただくことはとても頼もしいことです。是非私たち政党関係者も、そして議員らも、より良い社会の実現のためにこれからも意見を交わせていけたらいいと思いました。
 討論会後、ご近所の様子をみて回りましたが、心配されたほど台風の被害が出なかったことは幸いでした。写真は白川・渡鹿堰付近の様子です。

#ドットジェイピー

両校のファインプレーに拍手

 夏の甲子園の話題では、一方で非常に残念な「喫煙、飲酒」の問題が取り上げられていますが、一方で高校球児の心温まるニュースも報道されています。
 9月13日付しんぶん「赤旗」日刊紙に上記の記事が掲載されていました。
 甲子園出場をかけた奈良県大会の決勝で、コロナの影響で大半のメンバーを入れ替えざるを得ず、大敗した生駒高校のことは私もニュースで聞いていました。
 優勝した天理高校メンバーは、勝利の瞬間の際にも歓喜のリアクションを一切行わず、整然と整列し、相手チームに対する敬意を行動で示していたことに大変感動したことを記憶しています。
 今回のニュースはその続編。県大会決勝と同じ舞台で、同じ審判団のもとで、再試合が実現されたとのこと。関係者の皆さん、そして両チームの高校球児の皆さんの素晴らしいファインプレーに心からの拍手を送りたい。

川辺川現調シンポと熊建労大会

 4日は朝から相良村体育館で行われた川辺川現地調査(シンポジウム)に参加させていただきました。
 国交省と県は、公聴会でもパブコメでも圧倒的多数の反対意見が寄せられているのに、新たな流水型ダムを建設するための河川整備計画策定を強行しました。シンポでは、かつて蒲島知事は「球磨川は守るべき宝」と強調し、ダム建設中止を表明しておきながら、180度方針転換したことへの批判の声が噴出しました。
 午後からは、宇土市で開かれた建築労働組合の定期大会に出席しました。第60回目の大会とのこと。あらためて、建設業で働く仲間の仕事と暮らしを改善させる取り組みを長年進めてきた組合員の皆さんの活動に、心からの敬意と連帯のあいさつを送らせていただきました。

日本の進路が問われている

 3日、県平和委員会の定期総会に参加しました。
 ジャーナリストの布施祐仁さんが「米中ミサイル軍拡競争と日本の進路」と題し、記念講演をされました。
 いま自衛隊は米軍の指揮下のもとでの合同軍事演習を強化していますが、米中の軍事的緊張が高まり、戦争のリスクが増大すれば日本が戦場になる現実的危険性が高まります。
 布施さんは、日本が今やるべきは「戦争を予防する外交」だと強調されました。
 ASEANでは、大国間の「誠実な仲介者」として、競争ではなく対話と協力の「ASEAN独自のインド太平洋構想」を掲げ、実践しています。大いに学ぶべきところがあります。
 日本こそ、9条を生かした平和外交を積極的に展開すべきではないでしょうか。