再生可能エネルギーを制御し、原発動かす九電に抗議

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 23日、九電が「電力供給の過多」を理由に、一方では原発を稼働させながら一方で太陽光発電からの供給をストップさせている問題について、「再生可能エネルギーの普及や原発ストップの流れに逆行するもの」として、抗議の申し入れを行いました。
 仁比そうへい参院議員、田村貴昭衆院議員、真島昭三前衆議院議員、九州各県の日本共産党代表らとともに、福岡市の九州電力と九州経産局を訪問。申し入れ書を手渡し、抗議の意思を伝えました。
 それにしても、相変わらず原発を「重要なベースロード電源」と位置付ける安倍政権のエネルギー政策。今なお事故の終息の見通しが見えない福島原発事故を経験しながら、しかもこれだけ地震が頻発し、火山活動の活発化も懸念される状況でありながら、よくそんなことを依然として強調できるものだと思います。
 それは安全安心を求める国民の願いに背を向けるだけでなく、これから日本がインバウンドにも力を入れよう、オリンピックも成功させようと躍起になっているこの時期に、世界に対して日本がいかに防災や環境、持続可能な社会づくりに配慮する意識が欠落しているかを露呈する、大変恥ずかしく情けないことではないかと思うのですが。