立野ダムについての民意は?

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 20日、「白川の安全と立野ダムを考える流域住民連絡会」や「立野ダムによらない自然と生活を守る会」の方々とともに、立野ダム建設中止を求める署名提出に、「ダムによらない治水・利水を考える県議の会」代表の西県議や「市議の会」の山部ひろし熊本市議とともに私も同席させていただきました。提出された署名数は前回分を合わせると1万人を超えています。
 立野ダムは、「あんな危険なところにダムをつくる計画があるなんて知らなかった」という方々が多くおられる中、国交省によって着々と本体着工に向けて準備が進められています。
 なぜ、国も県も、私たちが繰り返し求める住民説明会を一度たりとも開こうとしないのか。
 まるで、住民に立野ダム建設が周知される前に、急いで既成事実を積み重ねようとしているのではないか、との印象を受けてしまうのは、多分私だけではないでしょう。実際、ダム建設への不安が広がったところでは、あちこちで「立野ダムを考える流域住民の会」の発足が続いているわけですから。
 建設推進に固執する方々は「ダム下流の住民が建設を要望している」と吹聴しています。本当の世論がどこにあるのか、しっかり示していかなければなりません。