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震災レポート⑩ 南阿蘇村の状況

4日、田村貴昭衆院議員に来ていただきました。地震発生後2日に一回くらいの割合で入っていただいているのではないでしょうか。国会質問や他県のイベントこなしながらの熊本入り。本当にありがたい事です。
 今日は南阿蘇村の視察。道中、通常ならば田植えの時期で満々と豊かな水量をたたえているはずの上井手用水が枯渇してしまっています。これからの農業被害の広がりが懸念されます。
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 南阿蘇村の斜面崩壊は想像以上でした。かつて見事な景観と清流が流れていた立野峡谷は残酷なまでに破壊されてしまっています。立野ダム工事現場でもあちこちで崩落が起こっています。仮排水路トンネル出口付近では工事車両が土砂に埋まっていました。工事作業中に地震が起こっていたら犠牲者が出ていたかもしれません。
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 避難勧告が出ている立野地方は人もまばら。倒壊した家屋があちこちにあり揺れた時の激しさが伺われました。家にいらっしゃったお二人の方から話をうかがわせていただきましたが、お一人は「この場所に戻って元の生活を取り戻したい」とのご意見、もう一人は「山崩れが怖い。もうここには戻りたくない」とのご意見でした。
 地震さえなければGWでにぎわっていたはずの町。人々の対話や笑顔があふれていたはずの町は静まり返っていました。自然災害の圧倒的な力の前にはなすすべもないのか。そんな思いにさえ駆られてしまいます。どうすればこの地域の皆さんが希望を見いだし、復興を果たしていけるのか、そのために私たちはどんな手助けができるのか、懸命に考え行動していかなければなりません。