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弊害大きい立野ダムより、ダムによらない治水対策促進を

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23日、党県委員会、熊本地区委員会、北部地区委員会、党熊本市議団、同大津町議、同菊陽町議とともに、白川中流域の治水対策強化をはかるよう、申し入れを行いました。
 現在白川は、洪水ピーク時で毎秒2300トンの流量を、洪水調節施設(立野ダム及び黒川遊水地群)により2000トンにカット(熊本市代継橋地点)するという河川整備計画が策定されています。この下で立野ダム建設も進められてきています。
 ところが、平成24年の水害被害を受け、河道拡幅や堤防嵩上げ等の対策が急速に進められることとなりました。進行中の工事が完了すれば、白川下流域、上流域の黒川の治水対策は大きく改善されます。国土交通省の「現況河道流下能力算定表」によると、熊本市中心部で、河川整備計画のビーク時流量を大きく上回る3500トン以上をすでに流せるとなっています。もはやダム等の洪水調節施設は全く必要ありません。
 ただ、国土交通省は中流部(熊本市小碩橋~立野間)についても、「河川整備計画で想定している目標と同程度の目標の達成をはかる」としていることから、あくまで立野ダムに固執するとすれば、その唯一の根拠は中流域の治水対策のためだという理屈になります。逆に考えると、ダム建設のために中流域の河川改修が放置されてきたのではないかと勘繰らざるを得ません。
 申し入れでは、中流域での河川整備計画を作り、安全を高めることが重要だとして①現在進められている河道拡幅、河床掘削、堤防補強などの工事を促進すること、②上流部の黒川で進行している河道改修、遊水地などダム以外治水の総合的対策を、中流域で具体化すること・・・など要望しました。ダムによらない治水は十分可能であることは明らかです。
 立野ダム建設を強行すれば、取り返しのつかない自然破壊、環境破壊、県民負担増が押し付けられることになります。後世に禍根を残す過ちを見過ごすわけにはいきません。立野ダムストップのため今後とも全力で頑張る決意です。