県民百貨店、閉店。

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 県民百貨店が閉店されてしまった。
 「バスに乗って交通センターで降りて、買い物するのにとても便利だった」、「熊本城が見える休憩所に腰かけ、友達とお話しするのが楽しみだったのに」など、閉店を惜しむ声を私もたくさんお聞きした。本当に残念でならない。私自身も岩田屋伊勢丹の開店以来、たくさんの思い出が残るデパートだ。
 多くの疑問の声が上がっている大型集客施設(MICE:マイス)の建設のために、県民百貨店は閉店に追い込まれてしまった。いまだ8割以上の従業員の皆さんの再就職が決まっていないという。皆さんが路頭に迷う事のないよう、市や県は最善の支援を最大限行なうべきだ。
 それにしても、熊本市は性懲りもなく、またしても大切な市民のよりどころを破壊してしまった。
 これからでも、マイス建設計画の是非について、市民に判断を仰ぐべきだ。