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ビワの木に思う

 庭に植えた種から育ったビワの木に、今年は結構実がついた。

 そこで古新聞でこしらえた袋かけをおこなった。

 子どもの頃、我が家では農協に出荷するくらいのビワを(不知火の実家では当時「ヒワ」と呼んでいたが。)作っており、袋かけもよく手伝ったものだ。

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 こうしておくとカラスからの被害を防ぐこともできるし、きれいな実のビワがとれるのだ。

 何十年ぶりかの作業を行いながら、かつて元気にビワを収穫していたころの両親の姿を思い浮かべていた。ああ、そういえば私、あの頃の両親の年齢を追い越しちゃったなあ。親が歳をとるはずだ。

 いま、実家のヒワ畑には誰かの手が入ることもない。荒れゆくふるさとの山を思い浮かべ、年月の経過に思いを馳せながら袋をかけた。

 うまいこと収穫できたら、実家にもおすそわけしてあげよう。