台風3号

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 大型でなかったことは幸いでしたが、台風3号が熊本を直撃し、県内各地に強い風雨をもたらしました。
 強風が収まってきたかなと思ったので被害状況の確認に周りました。ちょうど水通町交差点では建設作業中の足場が倒れて歩道がふさがれ、通行の誘導がおこなわれていました。
 地元の河川や公民館など確認した後、国体道路(県道)で鉄塔が倒壊したとの情報を聞き、現場へ。鉄骨の屋根が強風で飛ばされ、電柱をなぎ倒していました。被害に見舞われたご主人からお話を伺ったところ、竜巻が発生したようだ、とのことでした。人的被害がなかったことは不幸中の幸いということでしょうか。
 願わくば、あんまし大型台風は今後も来ないでほしい。怖いから。

 昨日、6月県議会が閉会しました。
 私は、森林環境税の創設を求める意見書案への反対討論を行いました。
 原稿は近日中にhomepageで紹介したいと思いますが、ざっと概要を申しますと、森林環境税の財源として国民に等しく新たな負担を求めるやり方は適切でなく、汚染者負担の原則に則り、二酸化炭素排出の8割を閉めている産業界にたいし、排出に応じた課税によって財源を確保することが1番の合理的、かつ効果的やり方だと強調しました。
 
 ところで、今議会で私がおこなった一般質問でケアレスミスがあり、議事録を一部削除する事態となってしまいました。 立野ダム建設予定地の上流部について、まだ土砂崩落の危険があるのではないかという質問の補助的説明にと思い写真パネルを掲示したのですが、その写真が撮影された時期を誤って説明してしまったのです。全体の質問に影響を及ぼす部分ではなかったのですが、事実でない発言をしてしまったことは間違いないことなので、パネルを使って説明している発言箇所の削除を申し出ました。
 発言にミスは許されないなと今回改めて痛切に実感したところです。まだまだ精進が必要だと反省しました。

住まいは「仮」といっても、暮らしは「仮」ではない

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 バタバタして、またしても更新をサボっておりました。
実は以下の原稿は、6月2日に政府交渉をおこなった直後に作成したもので、下書き保存したまま、ぶりやっとったものです。多少精査が必要な内容もありますが、さしより公開します。
 議会での一般質問の準備で七転八倒しておりましたが、また更新がんばって参ります。

 6月2日、上京し、松岡勝・党県書記長らとともに熊本地震問題で政府交渉を行ないました。
 交渉では、◎被災者生活支援制度の拡充、◎地盤被害にも支援を、◎作付けできない農家への生活補償を、◎グループ補助や中小企業向け持続化補助金の継続・拡充、◎仮設住宅の住み替え、◎医療費免除の継続・・・など、それぞれ関係省庁に要望書を提出。被災の実情に寄りそった支援強化を国に求めました。
 要請文書はホームページ「日本共産党 山本のぶひろ」に掲載しますのでご覧ください。

 仮設住宅の住み替えの問題では、4月にいのちネットの皆さんと一緒に交渉した時と同様、議論がヒートアップしました。あくまで仮設は「仮の住まい」であり、原則住み替えを認めないという姿勢を国は崩していません。
 そのため、応急仮設でいうと、より広いタイプの部屋の空きがあるというのに、6坪の一番狭い1DKタイプに夫婦などの二人家族が押し込められていても、住み替えを認めません。
 いまどき四畳半一間の6坪の部屋なんて、学生の間借りでもめったに見つからないのではないでしょうか。そこに二人家族を押し込めることの非常識さを、行政は何も感じなかったのだろうかと驚くばかりです。
 国も県も、仮設はあくまで「仮の住まい」であると強調します。たとえ仮の住まいであったとしても、そこでの暮らしは仮の暮らしというわけにはいきません。劣悪な居住環境の下で健康を害したとして「仮の健康悪化」、子どもの成長発達が阻害されたとして「仮の成長阻害」などとすませるわけにはいかないのです。
 仮設住宅の生活から自立していく展望が見いだせていない方々が多数である現状の下で、いかに住民の方々がこれ以上苦しまないように支援していくか、そこに心を砕くことが行政の役割ではないでしょうか。救済の制度が被災者の実情にそぐわないのであれば制度を見直していくべきです。
 

核兵器違法化へ、歴史的局面

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 3日、原水協の総会が行われ、全国常任理事の川田忠明さんの記念講演をお聞きしました。被爆者が何十年もの長きにわたり、核兵器がもたらす破滅的な結果を訴え続けてこられた努力が、いま世界を大きく動かそうとしています。
 核兵器は違法であるとの悪の烙印を押し、核固執勢力を包囲し、同時に平和の共同体を広げていくこと。これが世界の本流になりつつあります。

熊本地震被災者アンケート

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5月18日、日本共産党県委員会が取り組んできた熊本地震被災者アンケートの中間取りまとめ報告書が完成したことから、県庁内で記者会見を行いました。また先日行った国会調査団による調査活動もふまえ、いま県が急いで取り組むべき問題について要望項目まとめ、県に申し入れました、
 (申し入れの全文は、HP「日本共産党 山本のぶひろ」に掲載します。)

6月16日に一般質問します。

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 最近、昼は結構自作弁当です。別に趣味ってわけではありませんが。
 6月16日の2番目ということで、一般質問の日程が決まりました。
 最近めちゃくちゃ忙しくしておりまして、なかなか質問の準備に取りかかれないのですが、県民の声を代弁して県政に届ける責任を担っているという自覚をしっかりともち、頑張って臨みたいと思います。

流域自治体への申し入れ

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 最近また地震増えてます。心配です。
 11日は甲佐町で、地元の佐野町議、上野哲夫衆院四区予定候補らとともに、昨年の豪雨災害以来復旧が進んでいない箇所の現地調査を、県や町の担当職員の皆さんにも同行いただいて行いました。このまま梅雨を迎えて大丈夫だろうかと心配な箇所があちこちに残っています。現場は大変でしょうが、住民の安全確保のためにも可能な限り対応を急いでいただきたいところです。
 12日は「立野ダムによらない治水・利水を考える県議の会」の一員として、熊本市議の会や「立野ダムによらない自然と生活を守る会」の方々らとともに、立野ダム建設促進期成会を構成する市町村に対し、16日に開催される総会の傍聴を認めることや住民説明会の開催を国交省に求めることなどを要請した文書を届けました。