しみじみと一年

 先日、学生時代からの知り合いでありますバイク屋さんに立ち寄りました。
 実は私、こんなんしてますけど、昔はナナハンとかに乗ってた、バイク夢中小僧だったのです。
 そのバイク屋さんは地震で店舗は全壊。私もなんとか力になれないかと、グループ補助の支援についてご案内を差し上げたこともありましたが、結局ほとんど自力、そして仲間の皆さんの支援などで再建にこぎ着けたとのことでした。「この一年、ほんとに必死だった。けどやっとここまで来た。」とのご主人の言葉にはしみじみと実感がこもっていました。
 傍らにはちょろちょろとちっちゃい子どもが。孫ちゃんか?
 ご夫婦の結婚式にはバイク仲間で結婚式に押し掛けた懐かしい時代を思い出しつつ、これからも是非バリバリと頑張っていただきたいと思った次第です。

白川の河川改修状況を視察

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 28日は、「ダムによらない治水・利水を考える県議の会」のメンバーや「立野ダムによらない自然と生活を守る会」、「立野ダムによらない白川の治水を考える熊本市議の会」の皆さんと一緒に、白川の河川改修状況を視察しました。年度末の多忙ななか、職員の皆さんには丁寧にご説明いただきました。
 嬉しかったのは、県議の会に正式参加されていなかった方々にご参加いただいたことです。取り組みの輪が広がっていくとよいなあと思います。

託麻原小学校の卒業式

 23日は県内各地で小学校の卒業式が行われました。私は地元の託麻原小学校の式に出席させていただきました。
 6年間でみずみずしく成長した卒業生の皆さんの晴れ姿に感動。とりわけ子どもたちの合唱は、それはそれは素晴らしいの一言。感動に震え、おもわずたちあがって「ブラボー!」と絶叫したいほど。ああ、拍手したい。とても拍手したい。拍手したらいけないのかなあ。けど拍手したいなあ。

 さて、24日は急きょ上京して九州選出の衆参議員の皆さんと打ち合わせ。昼に熊本を出て夜帰熊する強行日程。熊本空港着の最終便は間に合いそうもないので福岡で降り、バスで帰ることにしました。こういうめんどくさい交通手段を考えることが、実は大好きなのです。
 会議も終わり帰路へ。福岡空港から地下鉄に乗り、天神で降りて高速バスターミナルへ。ここまでは予定通り。あとは益城インターのバス停で降りてパーク&ライドに停めてる車で帰宅…の予定だったのです。ところがなんとバス停には空席待ちの人々の行列。「乗車は無理です」と言われ、あわてて博多に戻ってなんとか新幹線の最終に間に合いました。
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で、いま新幹線の車中。美しい乗り継ぎの予定でしたが、予約をとっておくべきでした。

球磨川治水対策協議会

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 本日、球磨川治水対策協議会が開かれ、私は傍聴させていただきました。
 ところで、写真は1月に、県に案内いただいて川辺川流域を調査したときのものです。
 どういった動機で調査したかと言うと、治水対策協議会において、川辺川の流下能力が極端に不足している、との資料が出されていたからです。過去最大規模の水害で考えると、なんと40%以上流下能力が不足すると言います。なので対策協議会では、川辺川の治水対策に関してすっげー膨大な河川拡幅、掘削、堤防建設の案が提示されています。
 もしこんな河川改修をマジで進めたら日本一の清流が壊されてしまいます。私は流域住民の皆さんが、こんな膨大な対策を求めておられるとは到底思えません。
 守るべきは球磨川・川辺川の宝。流域住民の安全を最優先で守ることは当然の前提としつつ、今現実にできる治水対策を着実に進めながら、是非とも全国に誇れる「ダムによらない治水」のモデルを構築していきたいものです。

地域の皆さんの願い届く

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 住民の方々からご相談いただいていた危険箇所の改善が進んでいます。一枚目の写真は渡鹿公園。歩道橋から安全に公園に入れるよう手すり、階段が整備されつつあります。
 二枚目は大井手沿いの川岸箇所。陥没箇所が修復されました。
 三枚目は大井手沿いの市道。地震で亀裂が生じていましたがこの程修復工事が行われました。
 地震による復旧工事も、数が多いだけに職員や工事業者の皆さんのご苦労も多いかと思いますが、改修されたところでは住民の方々も大変喜ばれております。安全第一でよろしくお願いしたいと思います。

宮下昌子さんを励ますつどい

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 19日、上天草市で、目前にせまった市議選に向け、宮下昌子さんを励ますつどいが開催されました。 会場は160人を超える参加者で超満員! 熱気あふれるつどいとなりました。
 私も熊本地震の問題や水俣病問題などについて、県政の現状をお話しするとともに、住民のくらしを守る政治の流れ広げていくうえでも宮下さんと力を合わせて奮闘する決意を表明しました。

今後の取り組みについて

 17日夜は、益城町の有志住民らが集まって県道高森線の四車線化問題について話し合うということで、ご案内を受けて同席させていただきました。
 18日、テレビで益城町宮園地区における住民の皆さんの苦悩を紹介する番組が放送されました。
 やはり復興は、被災された住民の方々の生活、なりわい再建を第一義的な中心課題に位置づけて考えていくべきであります。

 震災一周年に向けて、いま何が被災者に求められているのか。私達はあらためて今回被災者アンケートの取り組みをおこなっています。
 そしてアンケート結果に基づき、国会調査団の調査活動、政府への要望項目をまとめて政府交渉などをおこなってまいります。
 弱い立場に置かれている被災者ほど、生活再建に向けて多くの困難や不安を抱え、苦しんでいます。その声を市町村、県、国に伝えていくのが私たちの役割です。ぜひご意見ご要望お聞かせください。